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東京大学 大気海洋研究所 浮遊生物分野のブログ ホームページはこちらです→http://www.ecosystem.aori.u-tokyo.ac.jp/plankton/index.html


by plankton_ori

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宴会は続く

秋の山場を越えたと思ったら、今度は宴会が続いています。まづ、10月から研究生で加入した平井さん、西田さんの研究室に加入したマリーマーさんの歓迎会。平さんはちょっと変わりダネで、修士課程を英国で終了後、帰国、来年度の博士課程入学を目指します。見た目は今風ですが、どうやらまじめみたいです。今風=不真面目と思ってしまうところが、加齢のせいだとは思うのだが。宴会は柏の「ぶらい庵」。米国にいる町田に見せつけようと、タイのかぶと煮を載せました。
 しかし、このすぐ後に、彼は一時帰国したのでした。そしてまた宴会。今度は、町田一時帰国と国際センターのBill Miller博士の歓迎会という名目で、国際センター、浮遊生物関係者30名近い参加者で、西口の「吉春」だったかな。私はすっかり忘れていましたが、西田さんは、先週還暦を迎えたところで、学生がちゃんと、それを把握しており、赤いライフジャケットと毛糸の帽子をプレゼント。
 さて、今日新聞(東京新聞)を開くと、見たような顔、見たようなシャツがあり、町田さんです。宴会のときと同じシャツだが、あの日に取材があったのだろうか?
TSU
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東京新聞11月26日朝刊
# by plankton_ori | 2010-11-26 10:45 | 近況

柏キャンパス一般公開

助教の西川です。

すっかり遅くなりましたが、津田先生が留守の間、我々助教、ポスドク、院生、研究生一同は柏キャンパス一般公開の展示案内をしました。

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柏キャンパスに移ってから初めての一般公開でどうなることかと思いましたが、中野キャンパス時代の混み合い感こそ無かったものの、土曜日は台風直撃にもかかわらず意外とお子様ずれのお客さんが多く、大気海洋研究所も賑わいを見せました。

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我が浮遊生物分野の展示はポスター2枚にプランクトン標本などとシンプルなものでしたが、

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自作マスコット「カイアシ君」2匹が会場を盛り上げました。新人の安木さん、平井さんが中に入ってくれました。来年はもっとすごいかぶり物を用意出来るかな?(笑)

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カイアシ君の説明を熱心に聞く子供達です。多少おびえ気味かも?(笑)

「クラゲがプランクトンなの?」、「食べられるプランクトンはいるの?」など、なかなか熱心に質問される方もいらっしゃいました。
# by plankton_ori | 2010-11-14 11:15 | 近況

PICES and FTI

 9月から巡業が続いています。山場は大槌臨海実験所ーPICESーFTIの3連ちゃんでした。大槌は動物プランクトンを研究する7研究室の学生や教員が集まり5日間、実験と議論を行いました。なかなか楽しかったのですが、写真を撮り忘れたので、次の機会に。
 PICESは「北太平洋の海洋科学に関する条約機構」で、難しく考えなければ、研究発表とワークショップを集中的に行う会、とでもいえると思います。今回は藤岡さんの海外デビューで、ラムネ断ちをして、発表に臨みました。なかなか堂々とした発表でした。ポートランドは雨ばかりで散歩にも行けず、不満は残りますが、米国なのに、レストランの質が高く、食べ物は楽しみました。今回は米国開催とあって、Parsons博士、Banse博士、Pearcy博士、Smyda博士など、私が学生の頃教科書を書いていたような大御所が散見されたのも印象的です。
 さて、成田で一泊した後は英国Southhamptonで、IGBP-FTIワークショップです。これは武田さんに指名されて行くことになったのですが、Nutrient limitationに関して20人程度の研究者が集まり、情報交換をして総説を書くという、最近流行りの形式です。こうやって書くと世界をまたにかける一流研究者のようですが、実際は、あまり貢献できたとは言えません。これは、1.英語の壁(話されていることはだいたい分かるが適切なタイミングで適切なことを言うことは難しい)。2.専門分野での知識はあるが、ちょっと離れた分野の知識が統合されていない、かつ、全球的なものも見方が不足している。3.議論しものを作り上げていくという文化的風土が日本には不足している。と考えます。とはいえ、出席した研究者はレベルが高く、背筋が伸びました。来年、研究所の共同利用を使って、同じ試みをやってみようと思っていますので、栄養塩制限に興味がる方は是非。
TSU
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藤岡のデビュー戦。となりは座長のDagg博士。非常に答えずらい質問にDagg博士が助け舟
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Karl Bnase博士と齊藤さん。博士は鉄制限仮説に真っ向から論陣を張ったことは記憶に鮮明。
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最終日に行われたSB(科学委員会)。今年はオブサーバー参加であるが、来年からは生物委員会議長として出席する。とほほ。
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サザンプトンNational Oceanographic Centerで行われたWSの様子。議論はほぼ終結し、各グループに分かれてのライティング
# by plankton_ori | 2010-11-12 12:56 | 近況

プランクトン・ベントス学会

プランクトン・ベントス学会が、このキャンパスで開催されました。参加は250人くらいでしょうか。東京大学のキャンパスですが、若干、不便な場所であるため、来てくれるかどうか、不満爆発など、恐れていましたが、なかなか好評のようです。これなら、来年春の海洋学会も上手くいくような気がします。問題は、どこに泊まったら、皆と合流して飲めるかですね。柏に宿泊するか、TX沿線に宿泊するかですが、この2派は一緒に飲み図らくなります。柏に出るのも、バスで25分程度と、便がいいとも言えませんので、TX沿線ですかね。しかし、新領域の先生に聞くと、宴会は柏が多いとのこと。難しい選択肢です。
 発表は、ベントス会場にはいかず、プランクトンの会場にいました。赤潮系の発表が多く、この研究分野はレベルが高く、楽しめました。私の専門である、動物プランクトンは発表も少なく、質疑応答も盛り上がらず、少しねじ巻かないとな、と思います。その状況の中で、研究室の佐野さん(正確には国際センターの所属ではあるが)学生優秀発表賞を取ったのはうれしい限りです。佐野さんおめでとう。TSU
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大気海洋研究所講義室での発表風景
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佐野さん受賞。最終日午後6時過ぎで、人が少なく若干さびしい。
# by plankton_ori | 2010-10-12 10:20 | 近況

淡青丸航海

9月25日鹿児島出港、10月3日長崎入港の淡青丸航海に参加しました。この航海は、大気海洋研の、浮遊生物、国際センター、熊本県立大、国立環境研、中国海洋大の乗り合わせで、大気・海洋間の相互作用研究がテーマです。
天候にも恵まれ、素晴らしい航海でした。台風が来ることを予想し、ある程度余裕のある計画だったのですが120%の成果です。やった内容は、台風通過の模擬培養、イセエビ幼生の採集、VOCの測定、マイクロレイヤー(海面の極表層)の観測などです。このくらい天候に恵まれると、海で観測している方が、陸にいるよりずっとましです。
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鹿児島出港前夜、鹿児島大学小針さんの歓迎を受ける。感謝
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桜島を見ながら出港
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イセエビ類幼生を抜き出す作業。この航海では40個体ほどの幼生が採集されました。
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レプトセファルス(ウナギ型魚類の幼生)を食べるF。あまり美味しいものではありませんでした。
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プランクトンネットを食いちぎったダルマザメ。白い物体は食いちぎられたネットです。
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植物プランクトン培養の様子
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イセエビ幼生やアキアミ等を採集するのに適したMOHTネット
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古典的なORIネット
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観測も終わり、打ち上げ。たまたま採れたアオリイカの刺身とトビウオのたたきは最高でした。
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航海も終わり、フライトまでのひと時を長崎で

いやいや、良い航海でした。
TSU
# by plankton_ori | 2010-10-04 19:01 | 近況